嵐の中で輝いて

一握の砂、大海の一滴にでもなれるものなら喜んで

ノンストップファミリーエンターテインメント感想

いやーーーおもしろかった…! 
駆け抜けた、どうにか時間とって一気見したいけどとりあえず気になってたとこだけおさらいしてきた
言われてみれば、っていうカットがポロポロあって一気見したいーーーになった(変わってない)
 
ひっくるめて東堂さんも被害者ではあり、だけど加害者にもなってしまった、その相手が鳴沢家だったのは、どこかに仄暗い思いがあったんだろうか
自分のようになってほしくないって見てたんだろうか
同じように仕事に邁進してても
みちるちゃんが子供とけんかしてるのさえ、あったはずの自分たちの姿と思っちゃったのかな…、
遠足の場所さぁ、やっぱり分かんないだろ? おれだけじゃないよなって
ちょっと溜飲下げたかったとこあるのかな、とか
逆にそのあとまた自分にもチャンスがあったならってifを託したのかな
責めるようなこといったり、わからないなら終了ってカウントダウンしてみたり、これで葛城さんのミスとまで言うのは酷かなぁ…、彼がどの時点で同一犯って思ったんだっけか…怪しんでごめんなさい①
ともかちゃんに渡す名刺にメッセージ書くの自然すぎたけど電話番号って縦書きしないわよね、度胸座ってんだよなぁ、、命かけてるんだよな、、、、、
 
かなこと温人、二人は個人としての夫婦でこそないけど間違いなくハルカナの父と母だった、温人くんにはともかちゃんがいるけど、それは人生の中でハルカナの比重を減らす要素ではないんだよね、涙、声、表情、あのときの温人くんがどんなせりふより雄弁に語ってた…
そしてかなこちゃんさぁ速報入った時点で、会見いったん中止しますとかだけじゃなくてもうひっくり返して宣伝して大喜びしちゃったのすごいかわいかったな〜!
連呼してきたであろうリビウォーがぱっと出ないくらい頭真っ白なかんじであの弾ける笑顔なの、ほんとよかった!!! 疑ってごめんね!②
 
三輪さんが結局いちばんわからなかったかも
三輪さんもやらかしてて、だけど元妻とゆづきちゃんの親どうしではあって
はるとくんもだけど、東堂さんが結果的にギリギリつないでくれた、普通ならそのまま切れておしまいの細い糸
よくやり直そうと…とか言える…、いや手段が手段だしお礼言うのもおかしいし友達なんだしいいのかなぁ…わかんない…
こはるちゃんのこと、わかってんだろって言ってた三輪さんが最後の嘘をつくのが…、願望混じりとかじゃなくはっきり分かってから「嘘をつく」役割なのつらい、嘘じゃない線もある? だけど生きてるとか無事とかじゃなくて、きっと大丈夫って言葉…「行方が」「判明する」にしては希望寄りすぎない?
これをどんな気持ちで何のために発したんだって思ってる
伝えるのは自分からじゃないって思ったのかな、
知らなかった…? はないよね温人くんにだって伝えられてるんだし、、
東堂さんも聞かされてて認めてなかった…って感じではないよな いやーわからん…
まだわからないけどコレわかる時来ないやつかー! 自分の頭が残念、、!
 
東堂妻は、ごめんなさい無理すぎたかも
子供の命がかかってるってときにさ、間違いなく自分では自分自身が犯人じゃないってわかってんのに、誘拐犯としての疑い晴らさないで逃げ出すの本当にだめ
そしたら犯人がつかまらないとかわかんないわけないじゃん
ほんとありえない、それで何を守れたんだよ
娘が誘拐されたときに浮気してた自分が許せない? なら裁かれなよ
自分がかわいいだけじゃん、そういう人だからそういうことするんだなって…
なんか同情できる余地があるとするなら
夫が仕事忙しすぎて育児もしてなくてっていう…
それがあるある当たり前になっちゃってるこの社会ほんとよくないよ…、とは思うけど…
まぁ長いことかけてゆっくり丁寧に冷やされた関係が一発逆転できる方法なんてあると思うなよとは思うな…、こはるちゃんは一生懸命考えたんだろうな、計画書の好きな食べ物のとこ、ほんと泣けて仕方なかった
 
世の中、悪いことしてなくても酷い目にあうし
悪いことしてても露呈しなかったり流されて終わったりする
理不尽なところが悔しいくらいリアル…
ドラマの中でくらい、せめて子供はみんな無事であってほしかった
鳴沢家と東堂家の残酷な対比、この正反対なふたつの結末を招いたのが、ほんの僅かな違いでしかないっていうのが
それは温人くんが意思が強かったとかみちるちゃんがしっかりしてたとか
そういうことだけじゃないと思うんだよな…
阿久津家のおかげもあるんだよねそれはね、ママ友ってほんとありがたいもん
いやしかし阿久津さんは謝って? 謝ったシーンディレクターズカット版にあります?
みさきちゃんに免じてもだめだよ? そっちの会社くださる?????()
 
あとあとまじではるとくんが葛城カーに乗りこんだのめちゃくちゃ燃えた!!!!!
ライバルが手を組むやつ!
なにこれまるで最終回じゃん?!(最終回だよ)
 
あっそれからハルカナのもう1人の取締役および鷲尾さんに関してはあんまり出番がないからとかいうふわっとした理由で怪しんで申し訳ありませんでした……③
 
本当に全員あやしかった、姿の見えない犯人が強大な力を持ってるように思えたのに、いざ分かってみたら拍子抜けするくらい、、単独犯だし動機も矮小、なんなら殺すつもりさえなくて、
『決めるのは私です』
すごく強くて何度も絶望したこれさえ、借り物の、しかもこはるちゃんの台詞だったなんてさぁ……、
本当に本当に、許せないとか怒りより虚しい、こんな奴に…こんなことで…、っていう気持ち
掛け違えていたボタン…、そうかぁ……
 
 
 
とにかく最初から最後までストーリーが本当に本当におもしろかったし、流れ、テンポを誰も少しも壊してなくて感動した!
説明っぽいセリフを説明じゃない時に言われたりとか
棒読みとまで言わなくてもなんか不自然な感じだなって思うと冷めちゃうじゃん
それが本当になかったなって
いや、全部分かって見返したらあるかもしれないけど…
あと役者さんの知名度とかで犯人察しちゃうのも嫌なので本当にめちゃくちゃ豪華な布陣で完全にみんなを怪しめてよかったー!
 
こはるちゃんの…その、結末を、ビジュアルで出さないでくれたのも助かった、そうだろうな、どう考えても…、唯一考えられるとしたら母親と逃げてる(でもどうやって?)くらい…と思ってたから
だけどいざ突きつけられるのめちゃくちゃきつかった、ここに映像、かけらでも何かあったらもう解決した安堵とか吹き飛ぶところだった
 
途中1年空いたことで、事件に向き合う姿だけじゃなかったのもよかったなぁ
もっとヒーロー扱いされてるはるとくんじっくり楽しめるタイムとかあってもよかったけど()
そりゃ一朝一夕でなかよし家族! って急にできないのはそうだろうし
再発のトリガーが、無反応に業を煮やした暴露本だったのも筋が通ってるし
「後悔する」ことを先に見せられたから緊張が続いてよかった
 
「家族が大事」っていうのはちっとも当たり前のことじゃないし
家族って言葉になってはいたけど、自分のまわりの、支え合って歩いていくいろんな関係性の人たち、それぞれに誠実に生きていけたらいいんでしょうね…(他人事全開)とおもったドラマでした
 
個人的なことだけどマジでわたし冷血人間で…それはあまりよろしくなかった家庭環境のせいってことにしてきてますけど…、
家族・恋愛・動物が得意じゃないからドラマってろくに見たことなくて、嵐ファンになるまで
それがこんな夢中に毎期楽しんでるのありがたいし人生いい方に転んだな〜って
わたしの地獄のワンオペ時代を救ってくれたのも嵐なのでまたご恩返しできる機会がいただけたの僥倖の極みですね
 
まとまらなかったけど書いてすっきりしたので次に行くよ! 次はなんだ! 次があるのありがたい!! 時間ほしい! 一人の時間!!笑